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子供に包茎治療は必要?
「子供の包茎は、放っておいても大丈夫ですか?」
「何歳までにむけていないとまずいですか?」
子供の心配をする親の気持ちは、いつの時代もかわりません。
近年、離婚率が増えるとともに、女性ひとりで子育てをする家庭も増えていますが、それに比例するように、子供の包茎を心配するお母さんが増えているそうです。
たしかに、女性で、包皮がムケた大人のペニスしか見ていなければ、子供の真性包茎の見た目は心配になると思います。
小学生時代は心配をしなくて大丈夫
結論からいうと、小学生のうちは、心配することはありません。
中学、高校に入っても、真性包茎のままなら、親が気にしてあげるといいと思います。
一般的に、男の子は、小学生5年生くらいから中学生くらいまでに、自慰行為を覚えます。
自慰行為がはじまると、包皮を伸び縮みさせるようになります。
そして、自慰行為をすることで、亀頭と包皮の癒着が徐々にはがれていきます。
射精をしたら、汚れが包皮の中に溜まり、臭いがきつくなり、徐々にチンカスがたまるようになります。
たいていの子供は、ある日、浴室などで、チンカスの存在に気が付き、汚れをとろうとして包皮をムイていきます。
また、この時期から、朝立ちを経験しはじめる子供も増えるため、このような経験をすることから、子ども自身も、包茎についての知識も自然と得るようになります。
昔は、友人通しの情報交換で自然と理解していきましたが、今はスマホでなんでも調べることができますので、子供の親が考える以上に、性への情報を知っているはずです。
ただし、包茎について、何の知識もない子供には、時期がきたら、しっかりと教えてあげるといいと思います。
具体的に教えることは、「恥垢(ちこう)がたまって不潔にならないように定期的に洗うこと」です。
これさえ教えておけば、不潔な状態から引き起こす性病も防げると思います。
子どもから包茎の相談をされたら
もしも、子供から包茎を相談されたら、親はどうしたらいいのでしょうか?
子供の年齢が小学生~中学生だったら、正しい知識を伝えてあげる。
また必要なら、包皮の長さも見てあげるといいでしょう。
ただし、包皮が長いからといって、大人になっても、真性包茎のままということではないので、やさしい言葉をかけてあげましょう。
高校生になっても包茎の場合は、包茎手術を考えましょう。
包茎クリニックも泌尿器科も、未成年者の手術は、親の承諾がないとしませんので、親が主導権をもって、治療先を探してあげるといいと思います。
包茎は、楽しい性生活を妨げ、パートナーとの関係性に悪影響をおよぼす可能性がある病気です。
治療が必要と判断した場合は、適切な処理をしてあげて、子供の成長をしっかりとサポートしてあげましょう。
ABCクリニックには、学割制度も充実しています。
該当する方は、参考にしてみるといいと思います。